ご英断

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※これは2017年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。

はーっ、はーっ、はーっくしょん≧≦
ムズムズ・・・失礼しました。

小学生の団員で構成されたスポーツ少年団のようなものを想像して欲しい。そこには団長がいて、若い指導員がいる。

試合のあるスポーツで、試合に勝つために、若い指導員は小学生を厳しく指導している。

この指導員、ある意味熱血なのだが、少々やりすぎるきらいがある。

あまりの厳しさに泣き出した小学生を練習場からつまみ出し、門や扉に内側から施錠して締め出してしまう。

「ボケ!」「カス!」という厳しい言葉に始まり、親から買ってもらった道具を取り上げて遠くに放り投げ、「ほら取ってこい」と言って走らせる。

プロテクターの上からひざ蹴りするなど、時には「制裁」もあったようだ。その上で「訴えられるなら訴えてみろ!」と言い放つ。

一般社会ではまず通用しない、絵に描いたようなパワハラだった。

「あの指導員が嫌だ」と言って練習に来れなくなった子。「あの指導は見ていられない」と言って練習が終るのを外で待つ親。周囲も含めて、誰もがイライラしていた。

締め切った部屋の中に可燃性のガスが充満している。
誰かがマッチを擦ったら「ドカン」と爆発する。

いつそうなってもおかしくない状態だった。

そんな時、団長が動いた。
問題のある指導員を追放し、自ら指導することを選んだ。

もともと団長の人柄で集まった団だから、団員たちはすぐに戻ってきた。団からパワハラが一掃され、見守る親にも笑顔が戻ってきた。

団長のご英断で、団が一瞬で変わったのだ。

良かった。色んな意味で良かった。

パワハラ指導員が追放されたこと
練習に来れなくなっていた子が来れるようになったこと
集めた証拠や証言を使わないで済んだこと
市議会議員や体育振興会に相談したことが無駄になったこと・・・

・・・あっ、あくまでこのお話は「フィクション」ですから。実在の人物とは何の関係もございませんので。

ふぃーっ、ふぃーっ、ふぃーっくしょん≧≦

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