これは2019年にFacebookに公開した記事をリライトしたものです。
事務所のネット接続がどうにもおかしい。
インターネットにつながる端末と、つながらない端末がある。つながる端末も、Google関連のサービスは普通に使えるが、それ以外はタイムアウト。IPアドレスを調べてみると、各々私が設定したのと違うIPが割り当てられている。症状だけ見ると、私が把握していないDHCPサーバーがあるようにも見える。
ルーターの初期IPアドレスでアクセスしてみると、本来ならルーターの管理画面になるはずが、ホームスポットキューブの管理画面に入ってしまう。事務所のホームスポットキューブは無線LANのアクセスポイントでしか使っていないので「AP(アクセスポイント)モード」にしてある。APモードであれば、そもそも管理画面に入れない。
となると、別のホームスポットキューブが存在していて、しかも「ルーターモード」で接続されている可能性が高い。思い当たるフシがあり、実家を家探ししてみたところ・・・ビンゴ。やはり別のホームスポットキューブがルーターモードで接続されていた。
実家のホームスポットキューブをAPモードに切り替え、LANケーブルをLAN側からWAN側につなぎ替え、無事問題解決。
現役のSE時代だったら30分もかからずに解決していただろう。それが3時間も悩むとはね。かつてのネットワークスペシャリストも13年というブランクには勝てぬっちゅーことか。
まぁでも逆に言うと、自動車整備士でここまでできる人っていないわけだから、それはそれでスゴイことだよね。普通ならサービスマンコールの一択で、目ん玉が飛び出るような請求書を後日受け取ってorz…ってなるよね。それよか1000倍はマシじゃん。
あの世に持ち帰れるのは思い出と経験だけ。私の経験が、いずれ他の人たちの経験と混ざり合い、それがいつか他の誰かの役に立つかもしれない。そう考えると、悩み、苦しみ、もがく、というのも悪くない。
生きているうちに、この世でしかできない経験を沢山しておこう。どんな経験も、貴重な経験になるのだから。
コメント