ネコちゃんレスキュー

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夕方にお客さんからTEL。車検の依頼ではなく、ネコちゃんを救出して欲しいという依頼。三日前から、放置車両のボンネットの中に猫が入り込んで、ニャーニャーニャーニャー鳴いているという。

JAFによると、このようなケースは結構あるようです。詳しくは↓こちら↓

クルマのナンバーは取り外されており、持ち主は不明で連絡の取りようがないのだという。

持ち主への許可とか、警察への連絡とか、四の五の言ってられない。道具一式をもってレスキューに向かう。

現場に到着。ボンネットをコンコンと叩いてみる。反応はない。何かが動く気配も感じない。

今日は気温が高かったから、もしかしてグッタリしているのか、あるいは・・・最悪の事態を想像するが、まずはボンネットを開けてみないことには始まらない。

ドアロック状態のクルマのボンネットを開ける。専用の道具とちょっとしたコツがいる。もちろんその方法は企業秘密。

5分程作業して、ようやくボンネットが開いた。

見れば真っ黒い、まだ小さな仔猫が、エンジンの上で丸まって、大きな瞳でこちらを見ている。手を伸ばして捕まえても、逃げたり抵抗したりはしない。

驚かさないように、優しく抱きしめ、落ち着いてからお客さんに手渡す。

お客さんも仔猫の扱いには慣れたもので、既にケージとエサが用意されていた。

仔猫が侵入したのが放置車両だったのが幸い。通勤に使うクルマだったら、生きて出ることはできなかっただろう。

さて、今回のネコちゃんのレスキュー費用は一体誰に請求したらいいのでしょうか?

親猫はいないようなので、今回の請求は難しそうです(笑)

 

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