夕方にお客さんからTEL。車検の依頼ではなく、ネコちゃんを救出して欲しいという依頼。三日前から、放置車両のボンネットの中に猫が入り込んで、ニャーニャーニャーニャー鳴いているという。
JAFによると、このようなケースは結構あるようです。詳しくは↓こちら↓
朝晩涼しくなりましたネ。ネコがエンジンルームに入りたがる季節です。エンジンをかけた途端!パニクッてベルトなどの回転部分に巻き込まれてしまいます。近所にネコが多かったら乗る前にボンネットをパンパンしましょう!!
— JAF (@jaf_jp) 2013年10月31日
クルマのナンバーは取り外されており、持ち主は不明で連絡の取りようがないのだという。
持ち主への許可とか、警察への連絡とか、四の五の言ってられない。道具一式をもってレスキューに向かう。
現場に到着。ボンネットをコンコンと叩いてみる。反応はない。何かが動く気配も感じない。
今日は気温が高かったから、もしかしてグッタリしているのか、あるいは・・・最悪の事態を想像するが、まずはボンネットを開けてみないことには始まらない。
ドアロック状態のクルマのボンネットを開ける。専用の道具とちょっとしたコツがいる。もちろんその方法は企業秘密。
5分程作業して、ようやくボンネットが開いた。
見れば真っ黒い、まだ小さな仔猫が、エンジンの上で丸まって、大きな瞳でこちらを見ている。手を伸ばして捕まえても、逃げたり抵抗したりはしない。
驚かさないように、優しく抱きしめ、落ち着いてからお客さんに手渡す。
お客さんも仔猫の扱いには慣れたもので、既にケージとエサが用意されていた。
仔猫が侵入したのが放置車両だったのが幸い。通勤に使うクルマだったら、生きて出ることはできなかっただろう。
さて、今回のネコちゃんのレスキュー費用は一体誰に請求したらいいのでしょうか?
親猫はいないようなので、今回の請求は難しそうです(笑)
えっとこの子!
救出完了しました!!
試行錯誤した結果キリンスイミングしましたww
救出した猫ちゃんは余程怖かったのかまぁに死に目あってるからな、
一目散に逃げました!
救出後の写真撮れなかったです汗
でもちゃんと救出しました!
キリンの後ろ姿だけでもww
泳いで助けに行きました! pic.twitter.com/caTUjTLz2F— 🚢キリン(1航士中)🚢 (@kirin_03spoon) September 20, 2021
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