これは2014年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。

鈴木 博之
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講習会等で、他道場の方々と稽古する機会がある。私は同門の方々ではなく、あえて系列の違う道場の方と稽古するようにしている。その方が勉強になるからだ。

出稽古の効能
仙台の鈴木@道場長です。
出稽古はいい。どんどん出稽古しましょう。普段稽古している道場から一歩出て、他の道場で稽古する。これがいい勉強になるんです。自分の弟子や後輩に通用する技でも、他道場では通用しない事が多いですね。そうなると、自分に足...
しかし他道場の方々と稽古していつも驚くのが「技にかかろうとする」「技を積極的に受けようとする」その姿勢である。
彼らは極端な位に崩れ、のけぞり、バランスを崩し、技にかかってくれる。入門当初「技は積極的に受けてください」と先生や先輩から指導された結果なのだろう。しかし、ここに間違いがある。
技は受けるものではない。技はかけるものである。
技がかからない相手に技をかけるのが「技」なのである。
大先生は自ら技にかかろうとする弟子に「作るな!」と叱ったという。
この問題について外国人と議論した事があったが「They dance well.」と言ってお互い大笑いした事がある。
踊りとしての合気道はそろそろ辞めて、武道としての合気道をしようではないか。
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