斎藤先生に助けられた

ADHD(注意欠陥多動性障害)

これは2015年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。

私も岩間で修行した一人。といってもショートステイばかりで、トータルで2ヶ月はいなかったと思う。それでも岩間の空気に触れ、斎藤先生の腕を掴んだ一人である。

そんな私が、柴田先生の所に稽古に来るという外国人合気道家29人の接待をすることになった。アメリカ、スェーデン、イギリス、ドイツの合気道家達である。

道場の手配、お昼の手配、パーティ会場の予約、引率が今回の私のミッション。

柴田先生から一任され、私は得意のダンドリ力を発揮。ダンドリは完璧で、柴田先生からも、外国人を引率されたマークさんからも「パーフェクト」とお墨付きを頂いた。

ただ一点、大きなミスを除いて。

パーティの会場。

私が選んだのは本塩釜駅前の『魚民』。実は塩釜には東北本線「塩釜」駅と、仙石線「塩釜」駅があり、悪いことに、それぞれの駅前に「魚民」がある。つまり「魚民塩釜駅前店」と「魚民塩釜駅前店」があるのだ。この微妙な違い。もう完全にトラップ。

で、そのトラップに今回見事に引っかかった。

最初に予約したのは「塩釜駅前店」。これは私の最大のミス。

で、パーティの数日前、人数も確定した所で人数確定の電話を入れたのが「塩釜駅前店」。

塩釜駅前店では当然予約が入っていないのだけれども、予約が入っているものとして私が堂々と語り始めるものだから、お店のスタッフはそのまま「予約」にしてしまった。

この時点でダブルブッキング。当然私は気づいていない。

ダブルブッキングに気づいたのは、当日パーティが始まってから。

パーティ開始からほどなくして私の携帯が鳴る。相手は魚民塩釜駅前店。

「お料理用意してお待ちしているのですが・・・」

???と思いながらも話をしていくうちに、明らかになる私のミス。

もちろん魚民塩釜駅前店には直ちにキャンセルの旨伝えるが、当日キャンセルなので、人数分の料理代がかかるという。

青ざめる私。自腹を切る覚悟を決める。だが一応魚民塩釜駅前店の責任者に事情を話してみると、「あぁ(察し)・・・それでしたら何とかしますから」とあっさり。

キャンセルが認められたこともそうだけど、数日前に34人という大所帯の予約が取れたことの方がよっぽど奇跡。

裏でそんなゴタゴタがあったことは誰も知らず、パーティは盛会裏に終了し、ゲストには大いに満足してもらった。

数々の奇跡。これを「単なる偶然」と片づける人もいるかもしれないが、私は斎藤先生に助けてもらったと今でも信じている。

いずれお会い出来たら、心からお礼を言おう。

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