気持ちのいい稽古をしたい

合気道

厳しくも、気持ちのいい稽古をしたい。ただそれだけなんです。合気道の道場なんだから、集まって楽しく稽古する。それ以外の何があるというのでしょうか。

門下生を道場長の言うことなら何でも「はい!」と聞く、従業員のような存在だと思っていませんか?門下生は「社員」ではありません。自分の社員としたいのならば、給料を払って雇いましょう。

門下生に忠誠を誓わせてはいませんか?門下生は「信者」ではありません。門下生に忠誠を強要するのは論外。逆に門下生が忠誠を誓うような事を言うならこれを即諫めましょう。

門下生が離れるのを引き止めていませんか?門下生にはそれぞれの人生があり、ステージは変わっていきます。事情があって離れていくのですから、笑顔で見送ってあげましょう。

道場長は気持ちのいい稽古ができなくなったら、稽古をしばらく休みましょう。道場長が気持ちよく稽古できなければ、門下生が気持ちよく稽古なんてできるはずがありません。

道場で起きることはすべて道場長に責任があります。気持ちの良くない門下生がいるならば、それは道場長自身が引き寄せたもの。出来事や周囲の反応は自分の鏡ですから、道場長自身に気持ちのよくない何かがあったと思った方がいいでしょう。

厳しくも、気持ちのいい稽古をする、気持ちのいい場を提供する。その結果として門下生が集まり、その結果として門下生から心のお金を頂戴する。その順番を間違えては絶対にいけません。

数年後、この投稿を見返した時、私はどうなっているでしょうか?どんな心境でしょうか?

道場長としての初心を忘れないようにしようと思います。

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