映画を観るように一歩引いて客観視

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これは2018年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。

鈴木 博之
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先日出席した会議は、とても不思議だった。

会議自体は何のことはない普通の会議で、議題があって、議事が進行し、承認の拍手で終了、そんな普通の会議だった。

不思議だったのは、参加者それぞれが意見を述べてる際の「動機」を、私が感じていたこと。

自分の存在感や豊かな知識量を周囲にアピールする人。
部下の前ですごい上長を演じようとする人。
ベテランであることをことさら誇る人。
その場を支配する空気を演出する人。

うんうん、そりゃそうだよね。人間なんだから、「我」「エゴ」はある。自己顕示欲だってあるし、承認欲求もあるよね。

普段はそうでもないのに、ライバルが横にいるだけでつい力が入っちゃうこともある。

前の日に奥さんとケンカして、モヤモヤを抱えたまま参加した人もいるだろうし、「面倒くせー」と思いながら参加した人もいる。

そういった様々なものが絡み合って、複雑に影響しあって感情が作られ、それが「言葉」や「態度」となって表に現れるんだよね。

数か月前の私は間違いなく「そっち側」にいた。
行動の動機はすべて「そっち側」から来ていた。
今は少しだけ離れて「そっち側」を眺めている。

映画館で映画を観るように、目の前にいる人たちの心の動きを見ている。

とても不思議な感覚である。

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