※これは2020年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。
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鈴木 博之
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「社長、助けてください!」
日も傾き、そろそろシャッターを降ろそうかと思った矢先、お客さんから切羽詰まった様子の電話。
営業車(ディーゼル車)の燃料切れで、エンジンが止まってしまったのだという。携行缶に軽油を入れて、急遽かけつける。
現場に到着すると、燃料切れを起こしてしまった若い社員さんだけではなく、その上長、車両管理担当、営業所の所長さんなど、先輩社員がズラリ。
弁解のしようのないウッカリミス。先輩方に囲まれて、すっかり意気消沈の若い社員さん。可哀そうな位凹んでいる。
何歳くらいかな。
20代前半かな。
息子の顔が思い浮かぶ。
軽油を補充し、手押しポンプで燃料系統のエアーを抜きながら、所長さんと話をする。
「一回やれば、もうこの手の失敗はしないでしょうから」
「貴重な失敗ですから、叱らないでやってください」
私同様、一通りの失敗は経験しているであろう所長さんが、あぁという様子で深く頷いてくれる。
若人叱るな来た道だもの。
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