ニュートンの息子

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※この記事は2016年にFaceBookに投稿した記事をリライトしたものです。

鈴木 博之
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18歳になる息子。

この年代の男は、父親に逆らうことのひとつもする。
だがそれでいい。そうでないと逆におかしい。

では、私に逆らった息子に対して、
私は怒ったり、感情をあらわにしただろうか?

「何かいい事があったとするな。そしたらな、それと同じくらい、悪いことも起きるのよ。『正負』とか『陰陽』って言うんだけどな。だからな、先に『負』の先払いをするんだ。神社にお参りに行ったり、誰かにおすそ分けするのはな、そういう意味もあるんだ」

これに対する息子の反応がドライ。「やれやれ、またスピ系の話ですか。はいはい。」

コンニャロめ~(笑)

私はすかさずこう返した。

「ニュートンに息子がいたとしよう。ニュートンの息子は、ニュートンには逆らっても、万有引力の法則には逆らわなかったろ?」

「う、うん」と頷くしかない息子を見て、私は大笑い。

息子というものは、父親に逆らうことで、父親を試している。

それはピンポンのレシーブのようなもの。

上手に返せばラリーは続く。

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