これは2016年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。
鈴木 博之
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車検場。
私の前に並んでいた整備士が外観検査で引っかかってオロオロしてた。
見れば荷台後部に最大積載量表記がない。
最大積載量は手書きでもいいけど、その整備士はペンを持っていない。このままでは検査は不適合で再検。
その様子を後ろで見ていた私の胸ポケットには、偶然にもタイヤ用マーカーがあった。クルマを降りてマーカーを手渡すと、整備士は急いで「最大積載量○○kg」と手書きし、外観検査OKとなった。
その整備士から深々と頭を下げられたけど、マーカーを持っていた私が後に並んだのは、きっと偶然じゃない。
その整備士はトラックに徳を積んできたんだよ。だけど徳を積みすぎて最大積載量を超えちゃったから、マーカーを持ってた私が後ろに並んだってわけ。
「何でもかんでも美談でまとめるのやめい!」
もう一人の私がやたらとツッコんでくるので、上手くまとまりかけてたけどこの辺でやめとく(笑)
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