仙台の鈴木@道場長です。
道場長の仕事って何なのでしょうか?私は「門下生の稽古したいという気持ちに応える」これが仕事だと思っています。逆に「門下生の気持ちに応える」という事ができるならば、段位は関係なく誰でも道場長になれますね。
門下生は学生だったり、社会人だったりする訳です。学生はカネがないのが常ですし、社会人は時間がないのが常。各自事情を抱えていて、お金や時間をやりくりして稽古に駆けつける訳です。それもこれも「稽古したい」という気持ちがあるからなんです。道場長はそれに応えないとならない。結構責任重大ですね。
道場長には「お金を払ってくれるのは門下生」という意識が必要だと思います。これは「門下生に媚を売れ」という意味ではありません。「門下生との関係を大切にしよう」という意味です。門下生の気持ちに応える。門下生が求めているものに応える。応えられないなら、応えられる人を紹介する。入門希望者がいれば快く受け入れ、離れていく人は気持ちよく見送る。それでいいんじゃないでしょうか。
道場は道の駅で、道場長は駅長なんです。道の駅に立ち寄る人は、旅の途中で立ち寄っただけなんです。食事をして、買い物をして、疲れを癒して、そしてまた旅立っていく。旅立っていく人を無理に引き止める道の駅なんてありませんよね。旅立つ人には笑顔で手を振って「また来てね」と言って見送る。それと同じです。
では~
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